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『Re:CREATORS(レクリエイターズ)』に少しがっかり

『Re:CREATORS(レクリエイターズ)』がおもしろいとのたまった舌の根も乾いていない。

blog.diesoon.com

 

Amazonプライムで第6話を視聴。 

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この6話では違う物語のキャラクター同士、河原で派手なバトルが行われるのだが、なんというかみんな同じレベルで戦っている。まったく違う世界から来たはずの騎士も魔道士も魔法少女もハードボイルドのおっさんも。あれそういう話し? なんか想像してたのと違う。

 

おれはこのアニメは、そういう都合よく戦闘力が拮抗するという「物語の前提」がこの現実ではそもそも通用しないとか(戦闘力は極端に偏るはず)、もっといえば、同じ世界にいるのになぜかキャラクター同士で見た目(デザイン)が違うとか*1、日本の作品だから同じことばを話すけど価値観がまったく異なるから会話が噛み合わないとか、「違う物語」から来た面々が同じ世界に会していることの不条理さみたいなものにフォーカスしてくる作品なんだと思っていた。キャラ同士が単なる価値観というよりもっと根本的な各々のバックグラウンドの違いに戸惑うとか。異なる世界から召喚された設定なのに、なんだかんだみんな話しが通じちゃっている。

 

仮に現実的にというのも変だが、こういうことがリアルに起きたとして、本当にまったく違う物語から来たキャラ同士で難なくコミュニケーションが成立してしまっていたらそれはそれで不自然というものだろう。『サザエさん』と『ヴェルセルク』の登場人物がわかりあえるとは思えない。しんちゃんならわりと誰とでもいけるか。

もしかして、違う作品でもかなり価値観を共有してしまっているという昨今の異世界ファンタジー系ラノベ作品への皮肉なのかな?

 

とにかく、要するにこういうファンタジーなんかのフィクション作品を観るときの前提にある世界観設定の基軸を揺らす、物語のなかに別の物語が入ってきて混乱したり、作品同士でお互いに世界を侵食していくみたいな、当たり前だと思っているものを壊す、メタ構造で野心的なSF作品なのかと勝手に思い込んでいた。自分のキャラをサーヴァントにした作者同士の聖杯戦争になったりしてね。もちろん書いて戦うのである。

 

ただそれが期待していたものと違っていたからといって今後おもしろくならないとは限らない。そんな作品だったらおもしろいのになとは考えてみたけれど、実際にそんな極端に野心的なストーリーでエンタメアニメが成立するかといえば、難しいように思う。そんなものが成立してしまったらそれこそ問題作だろう。

現時点で思っていたよりだいぶ普通のアニメだったというだけなので、終盤ころにはまた「やっぱりおもしろかった」というエントリを書くかもしれない。

ちょっと鑑賞のモチベーションは落ちているが、とりあえずどうなるか様子を見てみよう。

 

 

*1:「お前眼えでけえなあ」とか「その気持ち悪いモノローグやめろ」とかいわれたりする