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『響け』はブラよりグラフィックデザインのほうが気になる

デザイン アニメ

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togetter.com

 

『響け!ユーフォニアム』のブラジャー描写がシンプルであったために、指摘した方が童貞認定ブーメランが来てしまったという件。総ツッコミでまことに気の毒である。おれならもう死んでる。

 

さてぼくはブラのデザインは全然気になっていなかったが、「グラフィックデザイン」の力の入ってなさ加減のほうがずっと気になっていた。

 

 

「力の入ってなさ」というのは、表情や人体などのさまざまなフェティッシュ描写やこの人も指摘しているように美麗な背景などといった作画への執着度に比してという意味である。

 

オープニングの少女たちの躍動感あふれる動きや微妙な表情といった、まったく手抜き感のない人物描写に比べてこの罫線を見てほしい。四隅のパーティクルが若干のアクセントを加えているが、この四角は完全に四角い罫線である。

 

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まるで目玉とスカートと膝小僧の作画に全精力を傾けたがために、まるで魂が入っていないかのごとくである。

 

そしてこのタイポグラフィである。これはデザイン的に本当にアリなのか。思わずこの画を止めて見入ってしまったファンも多かったに違いない。

 

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そして一番インパクトを感じたのはタイトルである。

 

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タイトルロゴのデザインは原作小説の装丁のものをそのまま使用しているようであるが、それにしてもこの手抜き加減肩の力の抜き加減はちょっとすごいと思った。

 

ドロップシャドウに袋文字、楽器イラストや英語タイトルとのバランスなど、近年のコミックスやラノベの装丁などの凝りに凝ったオタクデザインに見慣れた目からすると、この洗練されてなさ具合はなにやら尋常ではない趣がある。

 

まったくデザイン教育を受けたことがない新卒にAdobeイラストレーターを渡して半日頑張らせたという感じである。もし自分がクライアントなら、もう少しなんとかなりませんかとお願いしてしまいそうだ。

 

ところで"Sound! Euphonium"という英語のタイトルは英語的に違和感はないんだろうか。それも気になる。 

 

 

京アニのアニメはいくつか観ているが、こんなに変な意味で印象深かったデザインは『響け』が初めてである。

 

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このツッコミを入れている人のロジックでいくと、デザイナーとして経験豊富だからこそのグラフィックの頑張らなさなのか(深読み)。グラフィックデザイナーの意見を聞いてみたい。あと麗奈でかすぎ。