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今、大型トラックがアツい?『Euro Truck Simulator2』がじんわりおもしろい

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Steamのオータムセールでいくつか開発したので久しぶりにゲームのエントリ。

 

データセンターに大型トラックが突っ込んで顧客の100PBという膨大なデータを華麗に盗んで消え去ったという大泥棒のニュース。Amazonが被害者。

www.publickey1.jp

 

そんなふうに読んだ人がけっこういるようだ。文字面だけパッと拾い読むとたしかにそんな感じ。いかに一瞬で単語だけで文章を理解しようとしている人が多いかという証左であろうことよの。あるいは『ミッション・インポッシブル』みたいな映画の観すぎとか。

 

そんなわけで、いま世間的に大型トラックがアツいということで、PCゲーマーにぼくが一番おすすめしたいゲームはちょうどオータムセールで買ったばかりの『Euro Truck Simulator2』である。PS4やXBOXなどコンシューマ版があるのかどうかはおググりください。

 

store.steampowered.com

 

ユーロ トラック シミュレーター 2 日本語版 [ダウンロード]

ユーロ トラック シミュレーター 2 日本語版 [ダウンロード]

 

 

タイトル通り、リアルなヨーロッパの幹線道路を舞台にした大型トレーラーのドライビング・シミュレーション・ゲームで、美しい景色の街から街へ貨物を運ぶクエスト(請負仕事)をこなしつつお金を稼ぎ、所有するトラックを増やしたり従業員を雇ったり、自分流にカスタマイズした大型トラックでヨーロッパ中を東奔西走。「物流王におれはなる!」というゲームである。

 

これが高評価が連発のユーザレビュー通りでめっぽうおもしろかったのである。

 

Euro Truck Simulator2の購入ガイド

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2013年1月発売からすでに3年もたっているからか、『Euro Truck Simulator2』の販売価格はオータムセールでDLCなしの単体で672円という激安価格で、まったくこの手のゲームの門外漢であるぼくはどうしようか少し迷った結果、ユーザレビュアーのオススメ通りDLC満載の『Euro Truck Simulator2 Essentials』エディションのほうを購入した。1,746円なり。

 

じつは買ってから一週間もたっておらずまだレベル10にも達してなくて、だんだんと輸送できる範囲が広がっている感じはしているけれど、どこがDLCなのか、どのエリアからがDLCなのか、どういうDLCを買ったのかがいまいちよくわかっていない。(シーズンパスとかコンプリート・エディションあるあるだろう?)

 

が、とにかくおもしろいので、単体で購入してもいずれDLCに手を出していたことは間違いなさそうだ。まったくの未プレイながらも、思い切ってEssentialsエディションを買うという賭けに勝った満足感も得ている。

 

セールが終わった現在では、単体で2,480円、Essentialsが6,124円となかなかいいお値段である。これから買おうという方はウインターセールに期待するのがいいかもしれない。

 

初めて大型トレーラーを運転する

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小生、普通自動車運転免許の保持者であるが、じつは大型トレーラーの運転というものをまったく理解していなかった。ということがわかった。

 

自分が大型トラック(トレーラー)の運転でなんとなく想像していたのは、2トン車とか4トン車とか、とにかく車体が大きいというだけで車両感覚自体は普通車の延長線上にあり、前進するときも後進(バック)するときも、内輪差はあれど、普通車の操作感覚と違うなんて考えもしなかった。

 

これが「トレーラー」では全然違ったのである。

 

とくにバック。拠点から拠点へ貨物を輸送している時にはもちろんバックする機会はほとんどないのだけど、各クエストには駐車場での荷物の上げ下ろしが組み込まれていて(受け取るXPが減るが荷下ろしはキャンセルすることもできる)、運送会社の狭い駐車場内で貨物を牽引した大きな車体を、前後左右に細かく動かしながら指定の場所に移動しなければならない。これが難しい。

 

自動車免許を取得する際に実地試験での難関のひとつは「縦列駐車」で異論はなかろうが、普通車と貨物を牽引したトレーラーとではハンドルさばきが異なるため、この縦列駐車じみた操作がバカみたいに難しくなっているのである。まずは連結車両というものがどのように動くのかを理解し、トレーラーの後進時におけるその特殊なハンドルさばきに慣れる必要がある。

 

絵を描いてみようと思ったのだが、「全日本トラック協会」サイトに絵があった。ちなみにこれは急停止したときなどに起こる「ジャックナイフ現象」と呼ばれる現象だそう。慣性の法則で貨物だけが直進しようとして起こるのだろう。駐車場で奮闘しているうちにいつの間にかこんなふうにくの字になってしまうわけだ。

 

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トラック固有の特性

 

単純に牽引しているトラックと牽引されている貨物というふたつの移動体が連結されていることから起こるであろう事態を理解していれば問題はないのだろうが、ぼくのような文系脳ではかなり混乱してしまった。

トレーラーの運転に慣れている方や、ごく基本的な物理法則として連結した4輪車の運動特性というものを理解できる理系の方なら何てことないのかもしれない。

 

とにかく、普通車の感覚でバックをすると全然うまくいかないのだ。そして無理に思い通りにしようとすると、上の図のようにくの字に曲がってしまい、狭い駐車場で途方に暮れることになる。

 

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駐車場に到着(DenmarkのAalborg)

 

リアルな制動。車が重い

物理法則と書いたが、トレーラーを運転するということは巨大な質量を高速で移動させているわけで、制動距離もまた普通車の感覚とは違うことに気付く。

慣れないうちは、交差点にオーバースピードで入ると曲がりきれないし、少し気を抜いて車間距離を見誤るだけで追突事故を起こしたりする。信号もたまに止まりきれない。事故や超過スピード、信号無視は罰金ペナルティになる。これが毎度毎度数百ユーロで結構痛い。

貨物を下ろしたあとの身軽になった爽快感もまた楽しい。そしてスピードの出しすぎでまた事故るのである。

 

不親切な欧州の道路事情

サインに注意

ヨーロッパに行ったことがないのでどこまでがリアルなのかはわからないが、日本の感覚でいうとこのゲームで出てくる欧州の道路はたいそう不親切な案内である。

まず高速道路で、ジャンクションやインターチェンジなどであればわかりやすく標識と分岐に近づいた時点で各車線の路面にも直進/右左折のサインがうるさいほどあるのが日本では常識だが、ここではそれが非常にわかりにくいか、あるいは路面サインそのものがないときがある(標識はある)から、マップを見ながらの運転でも少し油断するといま走っている車線が突然に側道になったりする。危ない。

 

極端に狭い道幅

それととくに小さなインターチェンジで道幅がほぼ車幅いっぱいと極端に狭いことがある。速度を十分に落として内輪差を考慮して慎重に運転しないとまさに糞詰まりになる。この手の道路のほとんどが傾斜があったりするのがまたやっかい。

 

右側走行と左側走行

もうひとつ大きなポイントは、右車線走行と左車線走行である。ぼくは自分の拠点をロンドンに設定したので、英国国内ではもちろん日本と同じ左側通行となる。これが、英国を離れるとすべて右側通行になるのだ。はじめにうっかり間違えて逆走していたら事故にはならなかったものの、罰金ペナルティとなった。

このゲーム、全体的に交通量はあまり多くないので、間違えて走っていてもしばらく気付かないということがある。

自分の車を持たないうちは、請負仕事(クイックジョブ)は車も指定されたものになるので、英国なら右ハンドル、その他なら左ハンドルになる。これがいやな人はマイカーを早く買おう。ぼくはVOLVOの左ハンドルにした。車を買うために銀行から借金もできる。

 

巨大な乗り物を運転するという快楽。一人称視点の運転がきもちいい

右折左折やラウンダバウト式の交差点が出てくる市街地ではトラックのほぼ全体を含めた俯瞰視点、ハイウェイではドライバーズシートからの一人称視点、駐車場では壁や障害物との距離が測れる真俯瞰視点。人によってどのビューを使うかは意見が別れるところであろうが、ぼくはこの3つを駆使している。

 

ハイウェイでは俯瞰視点もアリだがそれではいささか味気ない。このゲームの運転の醍醐味はやはり運転席からの一人称視点ではないだろうか。普通車とは違うちょっと高めからの視点と、サスペンションの効いたゆったりした運転感覚はちょっとくせになる気持ちよさである。

たとえばGTAVも車の運転が楽しいゲームであるけれど、一人称視点での運転はかなり怖いし、限られた視界で猛スピードで街を駆け抜けるなんてことはほとんど自殺行為だ。

その点、『Euro Truck Simulator2』の一人称視点は快適で非現実的なスピードも出ないことから、運転感覚に慣れさえすれば、きれいな景色を眺めながら十分に安全なドライブが楽しめる。

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MODについて

※2016/12/4追記

バニラ状態でも十分楽しいが、やはりせっかくPCゲームということでMODを当ててみたい。MODはとりあえず公式からが安心だろう。出処が信頼できない非公式MODでいらぬリスクを犯す必要はない。

 

『Euro Truck Simulator2』のMODは、ゲーム内から簡単に組み込むことができる。

ゲームを起動したら、右側メニューにある「MODマネージャー」を開こう。

 

 

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※MODマネージャー画面。画像はすでにMODを当てた状態。

 

まっさらな画面から、上記画像で赤丸で囲んだ「Steam Workshop」の青いボタンをクリックすると、Steam Workshopのサイトに飛ぶ(ゲーム内WEBブラウザ)ので、気に入りのMODをサブスクリプション登録する。

すると、MODマネージャー画面に戻れば上記画面のようにMODのサムネールが並ぶので、稼働させたいサムネールを選んで、右側のアクティブペイン(ACTIVE MODS)に入れる。これで完了。なんて簡単なんだ。サブスクリプション登録をしただけでは、アクティブにならないので必ずACTIVE MODSに入れよう。

 

マップやスキンなど様々なMODが用意されているが、ぼくはとりあえずランキングから最も人気のあるMODを4つ選んだ。

 

『SiSL's MAGA PACK』(チューニングパーツ、インテリア)

トラックをカスタマイズするときの追加アイテム。スターウォーズやポケモンといったライセンスものも入っていて楽しい。有名なサッカーチームのマグカップなどもあり、ぼくはもちろんArsenalを選択。


SiSL's Mega Pack 2.0 Trailer - Euro Truck Simulator 2 Mod

 

『Real Brands Trailer Pack』(トレーラー、貨物)

『Real European Companies』(その他)

街を走るトラックや建物の看板が、実在する会社やブランドになるスキン。ゲーム内で気付いた限りでは、コカコーラ、IKEA、コンバース、カルフール、アディダス、DHLなどがあった。

 

『Real European Gas Stations』(その他)

ガソリンスタンドが実在する会社になる。これはヨーロッパに行ったことがないので、わからないが、たしかにリアルっぽい雰囲気はあるし、種類が増えた気がする。色使いがきれい。

 

 ひとまずこの4つを入れて、「実績」が無効になるということはなかった。ユーザも多いので安心して使える。

 

声優ラジオ聴きながら運転すればいいじゃない

ラジオ機能のことはまだよく把握できていないが、ゲーム中に聴けるラジオ(Radio Stream)とミュージックプレイヤー(Music Player)がある。じっさいに車内でラジオを聴くか自分の音源を聴くかと同じだ。

好きな音源を指定フォルダに突っ込めば、運転中に流すことができる。ラジオのボリュームと環境音のボリュームをうまいこと調整してやれば本当に車内で聴いているような雰囲気が出るので試してみてほしい。

曲順などプレイリストの編集くらいできても良さそうだがそれは現時点ではできなかった。あとゲームを終わらせてしまえば毎回どこまで再生したかはリセットされてしまう。レジューム機能がないのが痛い。シャッフルもあればよかったと思う。

 

とりあえずぼくの運転のお供は声優ラジオである。 

アニコムラジオ ?フジワラでいいカナ?DJCD てんこもり

アニコムラジオ ?フジワラでいいカナ?DJCD てんこもり

 

 

 

ハンドルコントローラー/ステアリングコントローラーがほしい

ぼくはUSBで使えるゲームコントローラーも一応持ってはいるが、基本はキーボードとマウス派である。

うちにある車系のゲームだと『DIRT』や『DIRT3』(先日無料でゲット)というラリーカーのゲームがあって、それをやっていたときもハンドルほしいなあと思ったものだが、『Euro Truck Simulator2』も負けずにハンドルほしいなあと思わせるゲームである。

手のひらを広げてステアリングを回したい。そしてシフトノブを独立させられるならば、水中花のやつにしたい。

 

まあキーボードでも十分である。

 

【PS4 PS3 PC対応】Racing Wheel Apex for PS4 PS3 PC

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Logicool ロジクール G29 ドライビングフォース LPRC-15000

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『Euro Truck Simulator2』はスルメゲー

ユーザレビュアーで『Euro Truck Simulator2』をやればやるほどおもしろいという意味で「スルメゲー」と評していた人がいたけれど、まったく同意である。

ゲーム内容はシンプルだし、グラフィックも美しい。起動してからのロード時間も短く、各クエストも数分から数十分と短いので、忙しい人にもおすすめできるだろう。

車の運転をするゲームは数あれど、レースをするゲームとは違って、競争もなく気に入りの音源をぶっこんだラジオをだらだらと聴きながらのんびりとプレイできる。すばらしいゲームだ。

 

以上たった15時間プレイしただけの初心者ユーザより。