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ヤフオクで「タンス」を検索してはいけない

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先日、母と話していると家にある大きな「タンス」を処分したいという。捨てるのもお金がかかるし大変だというので、それならばと、ヤフオクで売れるものかと検索をしてみた。

やっぱり入札されるのはアンティークがほとんどで、有名ブランドでもなくとくに特徴のないノーマルなタンスが売れる見込みはあまりなさそうだった。

スマートフォンでその画面を母に見せようとした矢先、奇妙なものが目についた。「タンス整理品」というタイトルを頭につけた衣類で、スクール水着だった。結構な入札数が入っている。おや、と思いスクロールしていくとタンスの出品にまじって女児用ショーツなどがポロポロと出てくる。どれも少なくない入札数である。タンスのなかを整理したときに処分をするはずだった衣類を、欲しい人がいればとヤフオクに出品した。あるある。「タンス整理品」はそこから生まれたタグなのであろう。個人版の「蔵出し」といったニュアンスがある。

たしかヤフオクでブルセラ的な取引は禁止されているはず。なるほど、マニアはこうやって隠れたタグを使って女児用の衣類を取引しているのかと感心してしまった。

ちなみに、後日このブログを書くにあたりヤフオクのPCサイトからあらためて「タンス」を検索してみると、「タンスの人気カテゴリ」として「ファッション」がサジェストされた。

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タンスを探している人にファッションがサジェストされるというのは、いかにも不思議であり、当然、事情を知らない人が見れば並んでいるサムネイルとともに「はて?」と思うに違いない。リンク先はファッションカテゴリの「タンス」検索結果となっているが、ここには実際、着物・反物と一緒に女児用下着が目白押しであった。

もちろん、古着として子ども用の下着を購入する人がいないとは言えないだろう。だが、そもそも肌に直接ふれる下着を古着で買いたい人間は少ないであろうし、着古した下着につける価格としてはやや不自然な落札価格であるように思う。早晩、良識派からクレームがつくのではないだろうか。

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なお、この出品では説明文に「ホームクリーニング済みですが」とあり、中古品であるとは書いていないが暗に使用済であることを匂わせている。おそらくほかも似たようなものだろう。

そのほかの同種の出品を見るにタイトルにはあまり工夫がない。出品者同士の競争が少ない発展途上のカテゴリなのかもしれない。また発展途上であるがゆえに当局からの摘発を逃れているともいえるのだろう。

「小学6年長女」「♪中学生の女の子♪」「ティーンズ向け」等々。

競争が激しくなった暁には、もっと注目されるためにシミや汚れなどコンディションに関しての言及や「小学4年」「吹奏楽部」など使用者のキャラクターを連想させるなど、さらなる工夫が必要になるはずだ。もっともあまり露骨だとバンされるのかもしれないので、このあたりが落とし所なのだろうか。

なお、同カテゴリには使用済みと思われる黒ストなども出品されており、ロリコンの巣窟という感じでもない。この種の欲望には、下着泥棒やスカートの真下からの盗撮(いわゆるパンモロ)などに通じるロマンを感じる。なお、ぼくは彼らのように洗練されたセンスは持ってないので、このようなもので興奮できることに嫉妬を禁じ得ない。