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ベイビーステップのドラマ化について

Amazonオリジナルドラマの新作が発表されたなかに『ベイビーステップ』があってびっくり。なぜならぼくは原作マンガの大ファンであるから。

ここで予告編の動画も見られる。7月公開ってことはもうかなり撮り進んでるということなんだな。

 

Amazon.co.jp: 日本オリジナル作品発表 特集ページ: Amazonビデオ

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ベイビーステップ(7月22日 配信開始予定)

監督: 岩田和行 / 脚本: 小林雄次 / 出演: 松岡広大、季葉、松島庄汰 ほか

週刊少年マガジン』で連載中の人気漫画『ベイビーステップ』を実写ドラマ化。
几帳面で真面目な男子高校生・丸尾栄一郎は、高校入学を機にテニスの魅力に目覚め、テニス選手へと成長していく。綿密な取材に基づいて現実的な技術や戦術、トレーニング理論が描かれているのも魅力。

 

予告編を観た感想としては、期待よりも不安を感じた。役者さんもひとりも知らないしまるで韓流ドラマを観てるみたいな気分になってしまった。

この予告編でもっとも残念に見えたのは、なんといってもヒロインの鷹崎奈津。ナツのイメージはもっと大雑把で天然感のあるタイプなんで、こんな見た目おとなしそうな美少女タイプじゃないんだよなあ。アニメでは寿美菜子の天真爛漫な声と演技が本当にぴったりで完璧だっただけに、ちょっと残念なキャスティングである。本編みるまで判断はできないけど。主人公の栄一郎のキャスティングは良さそう。たぶん原作のキャラ的にも「普通」だからだろう。

あとはスポーツものなので、実際のプレーシーンがどうなるか。原作のようにプレーのワンシーンごとにエーちゃんがいろいろ考えるってのをそのままやると、さすがにテンポが悪くなってしまいそうだ。プレー以外の部分では、エーちゃんがテニスのことを学んでいくシーンがどれだけ魅力的に描かれるか。そこは期待したい。

しかし数あるマンガ原作のなかで、どうしてこれがドラマ化に選ばれたのだろうか。Amazonはオリジナル作品にかなり力を入れているはずだから、これからサービスの認知度をあげていこうというフェーズで絶対に失敗しない作品を選ばなければならないはず。そこへきて『ベイビーステップ』である。

原作マンガを読んでるときも思っていたのだけど、このマンガは少年たちに人気はあるんだろうか。主人公は頭がよくて真面目で何事も一所懸命で次々に挫折を乗り越えて着実に成功していく。いま少年誌を読んでいないからわからないけれど、人気マンガといわれるマンガのヒーローたちといえば、だいたいがちょっと落ちこぼれているとか、不良っぽいだとか、少なくともどこか足りてないキャラクターが多いと思っていた。そういう意味で、こういう真面目な主人公キャラをいまの子どもたちはどう見ているんだろうか。かっこ悪いかかっこいいかでいえば、エーちゃんはちゃんとかっこいい。でも、誰もができないことを平気でやってしまうエーちゃんに、読者は微妙に劣等感を感じたりしないだろうか。大人は楽しめるんだけど。大人になったから楽しめるのかなと。アニメ化もNHKだったし、いずれ文科省推薦になりそうな原作である。

ドラマもいいけど、まだまだ原作が楽しめる。つぎの40巻の出るタイミングがちょっとずれたのは、もしかしてこのドラマ化の発表があったからかもしれない。たぶん、6月なかばに40巻が出るタイミングで、最初のほうの巻はKindle無料コミックに入ってくるだろう。これまでにも何度か1巻が無料になっているはず。まだ読んだことがないという人にはかなり勧めたいマンガなので、無料になったら試しに1巻を読んでみるといい。ぼくはKindleで一気買いしたけど、まったく後悔なし。1巻から40巻までダレるところがない。

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マーシャかわいいよマーシャ。