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ダイスン

Arsenalとその他もろもろ

ルサンチマン・キャラ

駄話

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anond.hatelabo.jp

 

これ面白かった。セックスに幻想を抱く中年童貞が無理して童貞を捨てたあげく、なおも変化(成長)を拒むという話。

あるあるだけど、これは創作じゃないかな。あるあるゆえに。物語に登場する「愛を知らないキャラクター」として見ると戯画っぽいというか、うまくできてる。本来、主人公が童貞を捨てたことで自分だけの閉じた世界から脱却して人間らしく変わっていくというのがあるべきドラマの姿なんだろうけど、『コレクター』や『時計仕掛けのオレンジ』などのように、何だかんだで結局改心しなかったねというアウトローな物語もある。

いずれにせよ、利己的でめんどくさいキャラクターがいるストーリーをつくるうえで結構参考になりそう。ポイントは一貫して相手を見ていない。自分のなかだけで生きてる。傷つきやすく、他者と関わる勇気がない。オタク趣味。そしてマザコンロリコン

 

・幸福に対する思い込み(幻想)

・長期間にわたり醸成された劣等感

・一念発起するが努力の方向を誤る

・裏切られた希望

・努力をする前の自分に逆戻り

・元通りで安心

 

ここに、傷つくヒロイン(本当に好きだったのに……しくしく)や、凶暴に豹変するヒロイン(おま、ぶっ殺されてえか……ふるふる)なんかが出てくるとエンタメらしくなる。

ノクターンノベルズでは、努力以降の部分がすっぽり抜けて、超能力や不思議な設定ですべて解決になってしまうと。それもいいが、その後の、スーパーパワーでは決して解決されない主人公のルサンチマンと、心の成長を描いてくれたらもっとよい作品になると思う。

 

コレクター (字幕版)

コレクター (字幕版)